(3)産業別就業人口割合 −農業経済からサービス経済へ−
- 就業者人口の構成比を、第1次・第2次・第3次の3つの産業分野別にみると、100年の間にきわめて劇的な変化が生じています。
- 農林漁業を中心とする第1次産業従事者は、明治初期に8割以上、20世紀初頭でも7割を占めていました。この当時、就業者の大部分が農林漁業に携わっていたことになります。この第1次産業従事者は、その後低下傾向を続け、戦後のとりわけ1960年代以降になると急激に減少し、近年はわずか6%という数字になっています。
- これに対し、第2次産業従事者は20世紀初頭で1割強にとどまっていましたが、その後は着実に増加し、1970年代半ばまで増え続けます。80年代以降は、サービス経済化などの進展により、わずかずつ減少してきましたが、就業者の3人に1人は依然として製造業を中心とする産業分野に就いています。
- 第3次産業従事者は、20世紀初頭でも2割弱を占めており、すでにこの時点で第2次産業を上回っていたことになります。その後、順調に割合が増加し続け、現在は、就業者のうち6割以上がサービス業や小売業などの第3次産業に携わっています。