(2)上水道普及率 −都市化の進展とともに上昇−
- 上水道普及率のデータについては、世紀前半と後半で調査方法が変わるため連続した収集ができませんが、それでも大まかなトレンドを把握することは可能です。
- 20世紀初頭の普及率は3%弱となっており、100年前の当時、上水道を引いている住宅がきわめて少数であったことがわかります。その後、1910年代はじめまでは漸増で推移しますが、10年代半ばあたりから増加傾向が目立ちはじめ、戦前期のピークである1941年の34.4%まで増加を続けます。
- 戦後は、戦災による住宅の焼失などにより、低い普及率から再出発しますが、復興とそれに続く経済成長に歩調を合わせて、1970年代までに上水道普及率も急速な勢いで上昇し、1950年から80年までの30年間で3倍以上もの増加を示しています。
- こうした動きの背景には、急速な都市化の進展があると考えられます。現在は、普及率9割を達成しており、ほとんどの住宅で上水道が使用されていることがわかります。
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