2.健康の変化
(1) 平均寿命 −男女とも100年間で2倍長生き−
- 国民の平均寿命(0歳児の平均余命)は、明治初期の頃は、男女とも30年台にとどまっていました。これには、高齢者死亡率の高さのほか、医療の未発達や栄養水準の低さを背景にした乳幼児死亡率の高さが大きく影響していたと考えられます。
- その後、平均寿命は少しずつ伸長し、20世紀はじめには、男女とも40年前後になります。それから第2次世界大戦の頃までの間に順調に伸び続けますが、終戦直後の時期は、社会的な混乱の影響等によりいったん短縮します。復興が軌道に乗るにつれて、平均寿命もすぐにもとの水準に回復し、1950年代から70年代にかけてかなり高い伸びを示します。80年代以降もゆるやかながら増加傾向を続けており、近年は男が77年、女が84年と、世界一の数字を達成しています。
- 平均寿命は、この100年間で2倍強に伸びたことになります。